今日、明日とWOWOWもディズニー祭りと被さっていて我がBD愛機はフル稼働状態です。ヤレヤレ....で、『ゴジラの息子』ですが『モスラ対ゴジラ』と1万4千800円で同時発売されたシネスコ全長版の第二弾タイトルで、そのときも画質は安定していました。今回のハイビジョンも年々新しくなるにつらなって画質がシーン毎のバラつきが無くなり安定していますね。『南海の大決闘』同様にこの映画でも基本色は黄色だと思いますが..ハイビジョンだと綺麗ですねぇ。特撮シーンも合成シーンでさえも綺麗です。ホリゾントの継ぎ目やカマキラス、クモンガにある無数のピアノ線がそりゃぁもうハッキリと映っちゃっていますねw でも、ゴジラ対カマキラスの初戦、ゴジラが背負い投げでカマキラスを投げつけるシーンでセットの上部が一瞬丸写しになる大規模なNGがそのまま使われているのは迫力があったからなんでしょうかねぇ。なんか、大人になると『三大怪獣』や『怪獣大戦争』より『南海の大決闘』や『ゴジラの息子』のほうがしっかりとした脚本で見所があるような気がします。音楽もしっくりしているし...唯一佐藤勝のゴジラのテーマがメカゴジラ戦まで確立しないってのが弱点だと思いますが....
ところで、この作品でもありました。ゴミ..相変わらず取れていないシーンがいくつか。あと最後の「終」マークのフィルム傷も膨大にありました。なんとかならないんでしょうかねぇ?
それから、『キングコング対ゴジラ』あたりから気になった点がもうひとつ。シーンの切り替わり時にときどき、コマ送りのように速度がパラパラパラと残像現象よろしくなってしまうのは何でしょうか?デジタル修復の後遺症?音のほうには問題が出てないし、次のカットでは普通の状態に直っているのでなおさら、それらの点が気になりますね。『ゴジラの息子』で言うといくつかあったひとつとしては、佐原さんが熱射病にかかって洞窟内に入ってくるシーンとか...です。
1980年代のオールナイトでは怪獣映画ばっかりというのでは無く、時々『パンダ・コパンダ』や『カリオストロの城』などのアニメといっしょに上映していたことも多かったのですが、『ゴジラの息子』はだいたい、『じゃりン子チエ』といっしょに上映していました。『じゃりン子チエ』本編にチエちゃんが親子で『ゴジラの息子』を映画館観にくるシーンがあるのです。当時そのことを知らない特撮ファンも多く、そのシーンが出てくると笑いと感嘆が起きましたね。で最後に『ゴジラでさえ、息子にきちんと接しているのに..』ってチエちゃんが嘆くシーンで爆笑が起きたのでした。『ゴジラ』シリーズのBD化っていうと、実はもう『じゃりン子チエ』はBD化していますから『ゴジラの息子』が部分的には第一号という事ではないでしょうかw
80年後半になると、『ゴジラ』は『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』と上映することがあったりしましたねw
2008年11月01日
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