たじまんずの中では世代的にも、
ウルトラベスト1なのです。
で、まぁどう書いても叩かれるであろう
この作品の続編を書くとは..
かなり期待して観ていました。

見て唖然....
なんじゃこりゃー!
この有名作家は、
自身でこの作品の続編を書きたく選んだと
思っていたのですが、
あのヌルイ、エセヒューマン作品内容と
ゾアムルチの設定内容、
有名台詞をあいつに言わせる、
作品の肝であるはずのあの人が出てこない..
などなど
果たしてオリジナルをきちんと理解して
作っているか?かなり疑問でしたね。

物語の途中で、
『実は、息子というのは嘘で..彼こそが..』って
思った人は、私だけではないでしょうね。
なんのひねりもスパイスもなく、
あの有名な、
1ショットでウルトラマンと怪獣との闘いを
書くこともせず...

もう、自分の心の中からこの作品を
抹消してしまいたいぐらいですわ。
子供たちにはすぐ、口直しさせるために
『怪獣使いと少年』を続けて見せたことは
言うまでも無いです。(笑

尚、写真はすべて『怪獣使いと少年』のほうです。念のため。
実は異端者ではないに、異端者というレッテルを
一度貼り付けられれば徹底的にいじめ、
排除する日本人気質に嫌気がさし
日本をオサラバする主人公って話で、
今のいじめ社会問題にも通じる作品の続編が、
どうして、偏見のない異端者の世界へ行って友好を
結びたかった主人公に共感した少女と
その異端者との交流話に
すりかえられてしまうのでしょうかねぇ?
自分には子供がいますが、
あんな危機管理のかけらもない幼稚園には
ゼッタイ子供を入れたくないですぞ!
仮にも攻撃をしている最中で、
その張本人の宇宙人が目の前にいるという
認識描写が劇中にあるにもかかわらず
子供を近づけさせる大人がどこにいますか!
殺されたり、怪我させたれたりしたら、
園長以下の先生はどう責任を取るんでしょうか?
大人として、相手がどういう存在であるか
認識できていないあやふやな状態で
状況判断がキチンとできない幼児に
なんていう教育をしているんでしょうか!?
現状の幼稚園、小学校の危機管理教育などを
勉強もしていない現実逃避か夢想家としか思えません。
だ・か・ら、エセヒューマニストとして
虫唾が走るんですわ。
子供たちのシーンに感動するなんて声も
チラホラ聞こえてきますが、
トンでもないというかちゃんちゃらおかしいです。
こんな回はとっても怖くって、子供に見せられません。
(変に平和をうたっているところが逆に困る)
中途半端に、かの国を連想させたりはしていますが..
『補償問題』『領土問題』など..
それとこれとは別。こういう脚本に納得できませんね。
『怪獣使いと少年』を続けて見せたことは
言うまでも無いです。(笑
・・・たじまんずさん、それもし子供達が見るのを嫌がってるのに無理やり見せた場合(違うと思いますが)ある意味身勝手極まりない行動で特撮ファン失格だと思いますよ・・・(http://d.hatena.ne.jp/hatisiki/20050905にてそれに関して書かれてます)。
そもそもウルトラマンは子供向きだからこのような物語の方が妥当と思います(というかむしろ怪獣使いの少年は書いた脚本家が後悔したという逸話すらあります)。
何故か「怪獣使いの遺産」を否定をする人達の中には「自分の考えが絶対正しい!」風に書いている気がするような気が。
もっともこれらも一個人の意見にすぎませんが。
そんなことを仮定の話で説教されても困ります。
まず、一個人の意見というまえに
『通りすがり』というHNからは、一個人の顔が見えてきません。
今回の脚本が面白いという人がいるならば
それはそれでよいでしょう。
私は、同じメビウスのシリーズの中でも
あまり良い脚本とは思いませんでした。
別に論争をするつもりもまったくありませんので
『いろんな意見がある。』ということで
よろしいですかね?
別に論争をするつもりはこちらもありません。